育児休業の取得を調整する際の4つのポイント

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育児休業ナビ

こんにちは、ろばカフェです。

今日は私が育児休業を取得するにあたって、会社に対しておこなった調整について記事にしたいと思います。

男性で育児休業を取得したいと考えている方の参考になれば幸いです。

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上司に報告するタイミング

ろばカフェは4月からの育児休業取得を計画していました。

一番最初に上司に報告したのは、その約4ヶ月前の11月末でした。

ろばカフェが所属する会社の規定によると、育児休業を取得する場合は取得開始の1ヶ月前までに申請をする必要があります。

だからといって1ヶ月前に報告したのでは、業務の引き継ぎを考えても難しいと思います。

ろばカフェは組織としての立場があったので、事前に自分自身の後任人事を検討する必要があり、早めに上司に報告することにしました。

もし自分が上司の立場であれば、少なくとも3ヶ月前には報告がほしいと思います。

人事上の手続きは別にしても、上司に対する報告はできるだけ早い段階で済ませておくことをおすすめします。

それから、後でトラブルにならないように、会社の規定にはシッカリと目を通しておくことです。

報告の順番

当然ですが、直属の上司に一番に相談するほうがいいと思います。

ろばカフェの場合は、以下の順番で報告しました。

部長という立場もあるので、順番を間違えるといろいろと厄介なことになりかねないので、そのあたりは気をつけました。

まずは上司報告から数日で以下の方々への報告と調整を実施しました。

  • 直属の上司(本部長)
  • 業務上のキーマン(副本部長)
  • 後任候補者のの現在の上司(同僚部長)
  • 後任候補者
  • 社長、人事部長(上司から報告)

その後しばらく期間をおいて、年末までに以下の方々に報告しました。

  • 親会社の役員(業務でお世話になっているお客様)
  • お客様の管理職クラス
  • リーダークラスの部下

その後は部下に対して部内の会議などで連携した形です。

なお、育児休業の取得を報告した際の周囲の方々の反応については、アメブロで記事を書いていますので、お時間がある方は見てくださいね。

上司に伝えた内容

育児休業の取得を報告するにあたって、一番緊張したのが上司への報告でした。

この時点では周囲がどのような反応をするのかが未知数だったこともあり、ドキドキしながら上司の席まで行ったのを覚えています。

普段とは違って挙動がおかしかったのか、上司もなにか悪い報告があるのかと身構えていたようです。

お伝えした内容は以下の通り、自分自身の希望をシッカリとお伝えしました。

  • 10年ぶりに子供が出来たこと
  • 育児休業を取得したいと考えていること
  • 期間は約一年間を希望すること

その上で、なぜ育児休業を取得するのかをキチンとご説明しました。

ちなみに、ろばカフェの取得理由は以下のような感じです。

  • 奥さんが45歳と高齢出産の帝王切開であり、体力的な面が心配である
  • 奥さんの仕事(個人事業)を開業したばかりで、軌道に乗るまではサポートしたい
  • 昨年の自分の病気(大腸ガンで手術しました)の関係で、奥さんが自分で稼げる状況を作りたい

特に病気の話は現実的であり、これをキチンと説明したことが上司の納得感を得たのではないかと思います。

キーパーソンに報告するときは、明確な理由と確固たる意志を持って、自分自身の希望をシッカリと、その理由をキチンと説明することが重要だと考えます。

後任人事に関するネゴシエーション

育児休業を取得するうえで、業務引き継ぎは重要なテーマだと思います。

特に部長という立場で長期間休業するとなると、後任人事に対する明確な方針がないと現場が混乱します。

担当していた組織は、古くから自分自身が関わってきたこともあって、業務内容やお客様との関係性、メンバーとのつながりも含めて、属人的な要素が強い組織でした。

そのため、管理職としての能力が高くても、別部門から来た人では苦労するのは目に見えていました。

そこで、過去にろばカフェと同じ部門で仕事をしていて、現在は別部門を担当している課長クラスのメンバーに白羽の矢を立てて、彼の異動をベースに後任人事を考えました。

この人事案を上司である本部長と副本部長に提案し、二人の協力を得て部門間調整を進めたことで、後任人事がスムーズに進みました。

ろばカフェのように組織上の役職があったり、一定の人事権がある方は少ないかもしれませんが、自分自身が休業することによって業務がどうなるのか、影響を最小限にするためにはどうするのがベストかを考えておくのは重要だと思います。

まとめ

最後にこれまで書いた内容をまとめると、育児休業の取得を調整するうえでのポイントは以下のとおりです。

  1. 上司には早めに相談する
  2. 報告は順番を考えて進める
  3. 自分の意志はシッカリと、理由はキチンと説明する
  4. 休業による業務影響に対してよく考えておく

あくまでもろばカフェの経験上のポイントですので、ご自身の環境に合わせて考えて頂く必要がありますが、参考になれば幸いです。

ろばカフェの会社では、報告した殆どの方々から、驚きながらも肯定的なご意見をいただきました。

これはとてもありがたい事で、環境に恵まれていたと思っています。

この記事を読んでいる方には、環境に恵まれずに育児休業を取得することは難しいと考えている方も多いと思いますが、ろばカフェのように長期間ではなく一週間程度であっても育児休業を取得して、家事や育児を主体的にやってみる男性が増えてくれると嬉しいです。

以上、育児休業を取得するうえでの調整に関する記事でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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